60歳以上でも安定収入があれば融資は可能

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60歳以上でも安定収入があれば融資は可能

60歳以上の高齢の方でも、お金を借りれる金融業者は複数存在します。

基本的に、一定の安定した収入がある方であれば、融資を受けることが可能となります。

しかし、金融会社の中には、年金を安定した収入と認めないところもあるので、利用できる金融業者は限られてくるというのが現状です。

平成22年に完全施行された貸金業法によって、年収の3分の1までしか消費者金融が貸付けを行うことができないと、法律で決められました。

この法律によって、現在無職の方で、前年度の収入が0の方の場合には、消費者金融からの借入れはできなくなっています。

そのため、退職されて収入が年金だけという60歳以上の方の場合には、借入れすることが非常に難しくなっているというのが本当のところです。

しかし、金融会社によっては、年金を安定した収入と認めているところもあり、数は限定されるのですが、年金のみで貸付けを行っているところも存在しています。

60歳以上の方が、年金受給者対応の融資先を探す場合には、申込み可能年齢が何歳であるのかを、確認する確認するようにしましょう。

年金受給者＝高齢者であり、高齢になればなるほど、死亡のリスクは高くなります。ゆえに、いつまでも返済できるというわけではなく、ある程度返済できる期限は限定されてきます。

無担保を基本とするキャッシングの場合、申込者の資格として上限年齢を69歳以下としているところが多くなっています。



上限年齢が69歳以下という意味は、70歳になったら新規の借入れができないということと、すでに契約されている場合でも、追加融資を打ち切られてしまうということです。

消費者金融系のカードローンやキャッシングは、69歳未満に設定しているところが多いのですが、一般に銀行のカードローンやキャッシングに関しては、年齢制限を65歳未満としているところが多いのが現状です。

年金収入のみでも借入れが可能かどうかについては、各金融会社のホームページを見ても、記載されていない場合も多いのですが、ホームページに借り入れ条件を記載していない会社については、実際に電話をして確認されることをおすすめします。

ちなみに、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行、レイクでは、年金収入のみでも申し込むことができます。

一方、アコムやアイフル、モビットでは、年金のみの方はNGとなっています。

総量規制による年収の3分の1までの貸付け制限は、貸金業法によるものですので、貸金業法の管理下ではなく、銀行法の管理下にある銀行は、総量規制の対象外となります。

ゆえに、前述しました三菱東京UFJ銀行や、みずほ銀行の場合には、収入が年金のみでも申込み可能な上に年収の3分の1以上の貸付けも可能となってます。

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